もう時間がたってしまいましたが、11月のマロ週間のまとめ。
22日
マロが来て、南関中、玉名女子高、そして益城町赤井地区の城本さん宅での炊き出しコンサート。
南関中の吹奏楽部の指導では緊張する子どもたちがだんだんマジックにはまって音に命が宿って来た!指導の先生がとっても喜んでくれました。
玉名で久しぶりにマロお気に入りのラーメン屋「天琴」へ(最初に来たのはもう30年くらい前か?前回から6年以上は間が空いてしまった。)
ラーメン食べたあと、吹奏楽部で有名な玉名女子高へ。純真な高校生たちに演奏と音楽の話。質問も尽きなかったけど、時間の都合でなくなく学校はを後にすることに。
益城町での音楽の炊き出しコンサートは、初めて個人のお宅をかりて。みなさんの表情が和らぎ、終ってからは柿を食べたり、写真を撮ったりといい交流ができました。
23日
2時から益城町今城仮設での炊き出しコンサート。ここをお世話している方が「みなさんがこれだけリラックスされている表情を初めて見ました。」と言われたのがとても印象的でした。
5時半からホテルキャッスルでロータリー全国大会のオープニングで2曲演奏。演奏の後に復活とマロオケ5の宣伝をさせてもらいました。僕がしゃべりすぎて主催者をあわてさせてしまったようで失礼しました。
19時からパレアで「マロ、音楽を大いに語る」。
内容は大きく3つで、1、クラシック音楽の魅力 2、マーラーの復活の魅力 3、ブラームスの魅力
これが期待をはるかに超える中身の濃さで企画した自分もビックリでした。クラシック音楽の素晴らしさ、マーラーの「復活」とブラームスの交響曲1番の深い部分。よく知っている曲ですが、この話を聞いた後はさらにもっと深く聞くことができます。
参加した人からの感想を聞くと、みなさんクラシック音楽の奥深さを痛感されたようです。このような会を初めてやりましたがこれからも機会があればぜひまたやりたいです。
記録を残せば人類の遺産になるような価値があります。
27日
福岡県豊前市でのコンサート。大分県中津市の隣町。ここではプリティ・ママンというグループがウィンターコンサートを毎年企画されていて今年が11回目。チケットは1ヶ月以上前から完売!!
マロと九響コンマスの扇谷さん、九響はじめ九州の音楽家によるオケで、バッハのふたつのヴァイオリン協奏曲、ベートーベンのロマンス2曲、交響曲7番。
もちろん素晴らしいコンサートで、遠くても行った甲斐がありましたが、演奏者に加えて主催者の意気込みがいたるところに感じられ、その点も深く印象に残っています。
例えば、休憩時間にどこのホールでも見られる女子トイレの長蛇の列。主催者の松田さん自ら陣頭指揮に立って、男子トイレを一時的に閉めて女性が使用する時間を作っていました。
お客さんのことに心を砕かれているのが端々に見えました。僕が見たのはほんの一部でしかないでしょうが。
コンサートには主催者の「いいコンサートにしよう!」気持ちが不可欠だと思います。
手作りのコンサートの温かさは居心地のいい空間を作り、そこで演奏される音楽もまたより深くなるような気がします。プリティママンのみなさんありがとうございました。